木下 康介 ~12人目のサムライ~
第七回
木下 康介(きのした こうすけ)
1994/10/3 日本(東京都大田区)
185cm 72kg
フライブルクU-19所属
近年は海外へ挑戦する若いサムライ達が増えている。
そしてそのその挑戦の場として特に多い国がドイツである。
ドイツの1部リーグ、ブンデスリーガで活躍する日本人サッカー選手は11名。
乾貴士(フランクフルト) 清武弘嗣(ニュルンベルク)
酒井高徳(シュツットガルト)
長谷部誠(ボルフスブルク)
内田篤人(シャルケ04)
岡崎慎司(シュツットガルト)
宇佐美貴史
酒井宏樹(ハノーファー96)
細貝萌(レバークーゼン)
金崎夢生(ニュルンベルク)
大前元紀(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
そして「12人目に最も近い」とされるのが、木下康介だ。
まだ線は細いものの、恵まれた上背を生かしたポストプレーや、
敵陣での決定機を演出し自らゴールを奪うスタイルの、クラシカルなタイプのFWだ。
木下を知っている方は恐らくサッカーを本当に情熱を持って見ている人達だろう。
そう、彼は既にU-19日本代表やそれまでの若年カテゴリ(横浜FCユース等)では、
常に第一線で戦ってきた選手なのだ。
木下は2011年夏にマンチェスターシティの入団テストで
マンチーニ監督含むクラブ側の好評価を獲得し10月に正式オファーを受けた。
入団後、木下は直ぐに出場機会を求めて新天地ドイツへの修行を承った。
トップチームでの経験はなく未知数だが、
既に在籍した(している)チームではしっかりと結果を残していて、
着実にステップアップしている。フライブルクでもその例外ではない。
フライブルクというクラブは、18あるブンデス1部のクラブの中で、
最も財政規模が低いランクに位置しているが、
実は育成においてのサッカー市場への貢献度は決して低くない。
むしろ有望な選手には積極的に出場機会を与えている。
トップチームでも木下の1年先輩のギンター等、
生え抜きながらトップチームでその頭角を表し世界中から注目される選手を多数輩出している。
そして同クラブが貫くサッカー哲学も若手が育つ理由の一つだ。
”ブライスガウ(地方名)のブラジル"の異名を持つクラブのその哲学は、
ロングパスを多用し展開力を重視するドイツでは珍しく、
「ショートパスを貴重としたコンビネーションサッカー」である。
これを十数年前から実践しているのだ。
トップチームからユースチームまでこの哲学は浸透し、他クラブから補強する選手より、
自前で育成した選手達がすんなりチーム戦術(=ポゼッションサッカー)にフィットしてくれる。
そして選手を取り巻く環境にも配慮を怠らない。
無理な規則を強いたり、過度なストレスを与えない工夫を凝らしている。
木下を含めた若手の家庭教師や、ドイツ語教師を務めるステファニー・フォン・マルティンスさんという方は、
「フライブルクには窮屈と感じさせる規則はありませんよ。 大切なのは、選手たちに普通の生活を送らせることですから。 食事にしても、栄養バランスのとれたものを勧めていますが、強制はしていません。 クラブスタッフがケーキを焼いてくれば、 選手たちは喜んで食べますし、感謝の言葉を伝えています。
そうした人とのかかわり(を培うの)が重要ですよ」
と語っている。
こうした温かい環境の中で、
木下はサッカー以外で障壁となる言葉の違いや人間関係で苦労することなくサッカーに打ち込めている。
徐々にドイツ語を覚え、今ではちょっとした日常会話やサッカー用語は話せるようになっている。
これからの成長が非常に楽しみな期待の若手である。
■木下康介
スピード |★★★★☆☆☆☆☆☆ 4
持久力 |★★★★★☆☆☆☆☆ 5
フィジカル |★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
得点力 |★★★★★★☆☆☆☆ 6
突破力 |★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
守備力 |★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
メンタル |★★★★★☆☆☆☆☆ 5
※ポテンシャル|★★★★★★☆☆☆☆~★★★★★★★★★★ 6~10
伸びしろ |★★★★★★★★★★ 10
※伸びしろではなく、選手能力の絶対値(完成された場合の総合力期待値)を表す。
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木下 康介(きのした こうすけ)
1994/10/3 日本(東京都大田区)
185cm 72kg
フライブルクU-19所属
近年は海外へ挑戦する若いサムライ達が増えている。
そしてそのその挑戦の場として特に多い国がドイツである。
ドイツの1部リーグ、ブンデスリーガで活躍する日本人サッカー選手は11名。
乾貴士(フランクフルト) 清武弘嗣(ニュルンベルク)
酒井高徳(シュツットガルト)
長谷部誠(ボルフスブルク)
内田篤人(シャルケ04)
岡崎慎司(シュツットガルト)
宇佐美貴史
酒井宏樹(ハノーファー96)
細貝萌(レバークーゼン)
金崎夢生(ニュルンベルク)
大前元紀(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)
そして「12人目に最も近い」とされるのが、木下康介だ。
まだ線は細いものの、恵まれた上背を生かしたポストプレーや、
敵陣での決定機を演出し自らゴールを奪うスタイルの、クラシカルなタイプのFWだ。
木下を知っている方は恐らくサッカーを本当に情熱を持って見ている人達だろう。
そう、彼は既にU-19日本代表やそれまでの若年カテゴリ(横浜FCユース等)では、
常に第一線で戦ってきた選手なのだ。
木下は2011年夏にマンチェスターシティの入団テストで
マンチーニ監督含むクラブ側の好評価を獲得し10月に正式オファーを受けた。
入団後、木下は直ぐに出場機会を求めて新天地ドイツへの修行を承った。
トップチームでの経験はなく未知数だが、
既に在籍した(している)チームではしっかりと結果を残していて、
着実にステップアップしている。フライブルクでもその例外ではない。
フライブルクというクラブは、18あるブンデス1部のクラブの中で、
最も財政規模が低いランクに位置しているが、
実は育成においてのサッカー市場への貢献度は決して低くない。
むしろ有望な選手には積極的に出場機会を与えている。
トップチームでも木下の1年先輩のギンター等、
生え抜きながらトップチームでその頭角を表し世界中から注目される選手を多数輩出している。
そして同クラブが貫くサッカー哲学も若手が育つ理由の一つだ。
”ブライスガウ(地方名)のブラジル"の異名を持つクラブのその哲学は、
ロングパスを多用し展開力を重視するドイツでは珍しく、
「ショートパスを貴重としたコンビネーションサッカー」である。
これを十数年前から実践しているのだ。
トップチームからユースチームまでこの哲学は浸透し、他クラブから補強する選手より、
自前で育成した選手達がすんなりチーム戦術(=ポゼッションサッカー)にフィットしてくれる。
そして選手を取り巻く環境にも配慮を怠らない。
無理な規則を強いたり、過度なストレスを与えない工夫を凝らしている。
木下を含めた若手の家庭教師や、ドイツ語教師を務めるステファニー・フォン・マルティンスさんという方は、
「フライブルクには窮屈と感じさせる規則はありませんよ。 大切なのは、選手たちに普通の生活を送らせることですから。 食事にしても、栄養バランスのとれたものを勧めていますが、強制はしていません。 クラブスタッフがケーキを焼いてくれば、 選手たちは喜んで食べますし、感謝の言葉を伝えています。
そうした人とのかかわり(を培うの)が重要ですよ」
と語っている。
こうした温かい環境の中で、
木下はサッカー以外で障壁となる言葉の違いや人間関係で苦労することなくサッカーに打ち込めている。
徐々にドイツ語を覚え、今ではちょっとした日常会話やサッカー用語は話せるようになっている。
これからの成長が非常に楽しみな期待の若手である。
■木下康介
スピード |★★★★☆☆☆☆☆☆ 4
持久力 |★★★★★☆☆☆☆☆ 5
フィジカル |★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
得点力 |★★★★★★☆☆☆☆ 6
突破力 |★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
守備力 |★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
メンタル |★★★★★☆☆☆☆☆ 5
※ポテンシャル|★★★★★★☆☆☆☆~★★★★★★★★★★ 6~10
伸びしろ |★★★★★★★★★★ 10
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