ステファン・エル・シャーラウィ ~アズーリの未来を背負う若きカリスマ~
第六回
ステファン・エル・シャーラウィ
1992/10/27 イタリア(代表キャップ3試合・1得点)・エジプト
178cm 73kg
ACミラン所属
現在のフットボール界において、間違いなく、最も明るい未来を持つ選手の1人。
エジプト人の父とイタリア人の母の間に生まれ、イタリア生まれイタリア育ち。
彼の最大の特徴はスピード・そしてそれを90分以上反復して持続させる底抜けの持久力、
更にはそのトップスピードの中でも落ちないボールコントロールテクニックである。そして1:1での決定力。
今期もこれまで33試合で16ゴール4アシストと、
いくつかのポジションに手を貸しながら、
実に2試合1ゴールペースでゴールを奪っている。
スピードがあるだけ、スタミナがあるだけ、決定力があるだけ、こういった選手は少なからずいるが、
その全てをこの20歳の選手が兼ねそろえているというのだから実に末恐ろしい話である。
それまでのミランは、イブラヒモビッチというタレントに頼りっぱなしで、
イブラは得点王を取りながらもチームはスクデット獲得には至らなかった。
そのイブラヒモビッチが抜けた穴を見事に埋め、攻撃だけでなく守備でも奔走して、
大車輪の活躍を見せているのが紛れもない、このエル・シャーラウィなのだ。
まだプレーを見た事ない人も居るかもしれないので、一応筆者なりの比喩をさせて頂くと、
「ウクライナの矢」と称された元バロンドール受賞者、
そう、全盛期のアンドリー・シェフチェンコと似たタイプといえる。
もっとも、シェフチェンコよりも更に技術があり、
個人での打開力や守備での貢献も高いようにさえ見えるといっても差し支えないだろう。
また、メディアへの数々の受け答えを見ている限り、
シャーラウィは実に聡明で礼儀もしっかりしている。
悪童や頑固者などといった個性派が一堂に会すアズーリにおいて、
若手ながらその謙虚さや紳士さは際立っている。
愛されるべきカリスマの姿だ。
ここまで完璧なまでに褒めてしまっているが、
実はエル・シャーラウィにもまだ足りないウィークポイントがある。
そう、「経験」だ。
特に大舞台での経験はまだ少なく、
実績はこれから積んで、
来るべき舞台に挑むマインドを会得していく過程なのだ。
もしこのエル・シャーラウィと新加入のバロテッリのコンビが完全に機能したら、
「ファウルでしか止められない」どころか、
「ファウルでさえ止められない」破壊力になるだろう。
■ステファン・エル・シャーラウィ
スピード |★★★★★★★★★★ 10
持久力 |★★★★★★★★★★ 10
フィジカル |★★★★★★★☆☆☆ 7
得点力 |★★★★★★★★☆☆ 8
突破力 |★★★★★★★★★★ 10
守備力 |★★★★★★★☆☆☆ 7
メンタル |★★★★★★☆☆☆☆ 6
※ポテンシャル|★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ |★★★★★★★☆☆☆ 7
※伸びしろではなく、選手能力の絶対値(完成された場合の総合力期待値)を表す。
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ステファン・エル・シャーラウィ
1992/10/27 イタリア(代表キャップ3試合・1得点)・エジプト
178cm 73kg
ACミラン所属
現在のフットボール界において、間違いなく、最も明るい未来を持つ選手の1人。
エジプト人の父とイタリア人の母の間に生まれ、イタリア生まれイタリア育ち。
彼の最大の特徴はスピード・そしてそれを90分以上反復して持続させる底抜けの持久力、
更にはそのトップスピードの中でも落ちないボールコントロールテクニックである。そして1:1での決定力。
今期もこれまで33試合で16ゴール4アシストと、
いくつかのポジションに手を貸しながら、
実に2試合1ゴールペースでゴールを奪っている。
スピードがあるだけ、スタミナがあるだけ、決定力があるだけ、こういった選手は少なからずいるが、
その全てをこの20歳の選手が兼ねそろえているというのだから実に末恐ろしい話である。
それまでのミランは、イブラヒモビッチというタレントに頼りっぱなしで、
イブラは得点王を取りながらもチームはスクデット獲得には至らなかった。
そのイブラヒモビッチが抜けた穴を見事に埋め、攻撃だけでなく守備でも奔走して、
大車輪の活躍を見せているのが紛れもない、このエル・シャーラウィなのだ。
まだプレーを見た事ない人も居るかもしれないので、一応筆者なりの比喩をさせて頂くと、
「ウクライナの矢」と称された元バロンドール受賞者、
そう、全盛期のアンドリー・シェフチェンコと似たタイプといえる。
もっとも、シェフチェンコよりも更に技術があり、
個人での打開力や守備での貢献も高いようにさえ見えるといっても差し支えないだろう。
また、メディアへの数々の受け答えを見ている限り、
シャーラウィは実に聡明で礼儀もしっかりしている。
悪童や頑固者などといった個性派が一堂に会すアズーリにおいて、
若手ながらその謙虚さや紳士さは際立っている。
愛されるべきカリスマの姿だ。
ここまで完璧なまでに褒めてしまっているが、
実はエル・シャーラウィにもまだ足りないウィークポイントがある。
そう、「経験」だ。
特に大舞台での経験はまだ少なく、
実績はこれから積んで、
来るべき舞台に挑むマインドを会得していく過程なのだ。
もしこのエル・シャーラウィと新加入のバロテッリのコンビが完全に機能したら、
「ファウルでしか止められない」どころか、
「ファウルでさえ止められない」破壊力になるだろう。
■ステファン・エル・シャーラウィ
スピード |★★★★★★★★★★ 10
持久力 |★★★★★★★★★★ 10
フィジカル |★★★★★★★☆☆☆ 7
得点力 |★★★★★★★★☆☆ 8
突破力 |★★★★★★★★★★ 10
守備力 |★★★★★★★☆☆☆ 7
メンタル |★★★★★★☆☆☆☆ 6
※ポテンシャル|★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ |★★★★★★★☆☆☆ 7
※伸びしろではなく、選手能力の絶対値(完成された場合の総合力期待値)を表す。
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