ポール・ポグバ ~大ブレイクしたダイナモ~
第四回
ポール・ポグバ
1993/3/15 フランス(代表キャップ2試合・0得点)・ギニア
188cm 80kg
ユベントスFC所属
日本時間の今朝リーグ優勝しスクデットを活躍したユベントスFCのMF。
高い身体能力に加え、ファウルを厭わない激しい球際の攻防を武器とする。
それだけでなく、攻撃参加でのダイナミズムさや、パス能力にも非凡なものを持っている。
中盤を縦横無尽に駆け巡り、攻守両面において大車輪の活躍をする選手だ。
元フランス代表で、タイプも似ているパトリック・ヴィエラは今までも何度かメディアの質問に対し、
「同じ20歳の頃の僕と比べたら明らかにポグバの方が上」と答え、ポグバを高く評価している。
ところが、この選手はプレーだけで話題性がある訳ではない。
何と言っても彼の魅力の一つがその強烈なパーソナリティである。
マンU時代から、「俺を試合に出すんだ!」とエゴ全開でファーガソン監督に直訴したり、
試合後のインタビューで審判に対する不満を吐露したりと、何かと物議を醸すのが常なのだ。
プレーでは勿論何かやってくれる期待感はあるが、
観客の中には他の部分で彼に対する妙な期待があるのも事実である。
そして、ユベンティーナ(ユベントスサポーターの愛称)にとってポグバは、ときに、
本当に手のかかる「bambini di problema(問題児)」 と化すのである。
実は今朝のセリエAの優勝決定戦でも84分に退場処分となっている。出場した試合のほとんどでカードを貰うという、
まさにカードホルダーならぬカードコレクターぶりを存分に発揮しているのだ。
ハイキックでカードを貰うのはまだ可愛い方で、相手の足を踏みつけてカードを貰ったり、審判に文句を言ったり、
調子が良い(?)時には1分間に2枚のイエローカードを貰って赤札に交換するという荒業までやってのけている。
ありとあらゆるバリエーションの警告を受ける彼には、サポーターの肝も冷えっぱなしだろう。
それでも、彼をうまくチームで機能させ結果として選手として成功させているコンテ監督は見事だと言えよう。
今後も彼のカードコレクトっぷりに活躍には目が離せない。
スピード |★★★★★★★☆☆☆ 7
持久力 |★★★★★★★☆☆☆ 7
フィジカル |★★★★★★★★★☆ 9
得点力 |★★★★★★☆☆☆☆ 6
突破力 |★★★★★★☆☆☆☆ 6
守備力 |★★★★★★★★☆☆ 8
メンタル |★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2
※ポテンシャル|★★★★★★★☆☆☆ 7
伸びしろ |★★★★★★★★★☆ 9
※伸びしろではなく、選手能力の絶対値(完成された場合の総合力期待値)を表す。 おかげ様でフトラバがランキングで躍進中! 今後共ぽちっとお願いします♪ ↓↓↓
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