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セバスティアン・コアテス ~覚醒の時を、虎視眈々に~

第三十三回
セバスティアン・コアテス(コーツ)
1990/10/7 ウルグアイ(代表キャップ11試合・1得点)
196cm 85kg
リバプールFC所属
セバスティアン・コアテス.png

今回紹介するのはこの選手。
ウルグアイ代表としても名を連ねる長身DF、セバスティアン・コアテスだ。
イングランド人の父と、ウルグアイ人の母を持ち、
首都モンテビデオ育ちのウルグアイ人である。
幼い頃からその素質は高く評価され、
ウルグアイの名門ナシオナル・モンテビデオのユースチームに所属、
若干19歳でトップチームデビューを果たした。
2011年夏、期限ギリギリでリバプールFCに移籍。
大きな期待を背負って父の祖国へと渡った。
順風満帆。満を持して。そう誰もが思っていた。

コアテスは、秀でた上背と、決して当たり負けしないフィジカルが武器で、
南米の選手らしい激しい試合を最も得意とする選手だ。
そして、最大の武器が正確なフィードキックだ。
中盤をカットして、足元から放たれる遠距離パスは、
ウルグアイ代表やリバプールにとって大きな武器となっている。

また、彼の恵まれた体格とDFとしての素質、
そして父の存在により言葉の壁がない、という強み。
これら全てがコアテスにとって天が与えた才と環境だった。
不安要素があるのならば誰か教えてほしい。

ところが、彼は渡英直後から大きな挫折を味わうこととなる。

リバプールに移籍した2011年9月18日。
対戦相手は強豪スパーズ。
デビューは突然だった。
リバプールはダニエル・アッガーを負傷により退かせる事になり、
交代要員としてコアテスを送り出した。
しかし、コアテスは味方との連携練習もまだ殆ど出来ておらず、
結果、守備は崩壊。
後手後手に回ったリバプールは退場者2名を出す荒れた試合となり、
0-4の大敗を喫した。

その後はバックアッパーとしてベンチを温めていたが、
翌10月26日、コアテスにチャンスが訪れた。
リーグカップ戦のアウェイのストーク戦でサイドバックを任されたのだ。
ところがそこでもコアテスは失態を犯してしまう。
不用意なボールロストから失点を招き、
アンフィールドのサポーターの信頼を失ってしまう。
「まだ、若いから」「しょうがない」こういった声も聞かれたが、
クラブ側はサイドバックでコアテスを起用することはなくなった。
意気揚々と望んだコアテスだったが、出鼻を挫かれた形となった。

それでも、本来のポジションであるCBで臨んだ翌月のリーグカップ。
コアテスはアウェイのチェルシー相手に素晴らしい活躍を見せる。
ロメル・ルカク、フェルナンド・トーレスを完封し、
見事勝利に貢献してみせたのだ。

16番の選手がコアテス。  再三に渡りチームのピンチを救っている。

この活躍を見たリバプールはこの時から、
3バックシステムも主力オプションとして用意出来るようになった。
翌年、コアテスは徐々に出場機会を増やし、
3バックの軸も任されるようになる。
そして迎えた3月21日QPR戦、
世界中のサッカーファンの度肝を抜くプレーを披露する。
リバプールがコーナーキックのチャンス。
オーバーラップしてペナルティエリアまで上がっていたコアテスは、
味方が撃ったシュートを敵DFが弾いた浮き球に対して、
豪快にバイシクルボレーをかまし、
驚くべき高さから絶妙な弾道で相手ゴールに突き刺してみせた。
とてもじゃないがDFのシュートではなかったと思えるのは、
直後にインタビューでチームメイトで祖国の先輩でもある、
ルイス・スアレスが嫉妬コメントを残した事からも伺える(笑

息をのむ程美しいゴール。  この場面でこのプレーを選択出来る閃きと度胸はあっぱれだ。

そして夏にはウルグアイ代表としてロンドン・オリンピックにも出場。
ゴディン、ルガーノといった一流の先輩にも劣らない働きを見せた。

しかし、その後はヘディングでゴールを挙げた以外は低調なパフォーマンスも多くなる。
オリンピック後からはややスランプ気味となっており、
出場機会もカップ戦が主となってしまっている。


彼のウィークポイントはフィジカルでもメンタルでもテクニックでもない。
ムラっ気にある。
度肝を抜くようなスーパープレーをしたかと思うと、
とんでもないボカをやらかして戦犯扱いをされる。
誰もが羨む天性の才を持っているのに、
それを常に発揮出来ないでいる所は、
インテルのアンドレア・ラノッキアによく似ている。

しかし、彼のこういったマイナス面の個人評価も、
近い将来には完全に払拭されると筆者は確信している。
そのためにはまず出場機会を増やして経験を積む事が条件だ。
それは別にレッズでなくとも、どこでもいい。
ウルグアイ代表としてでも、他クラブに移籍してでも、
どこでもいいのだ。
とにかく試合に出て実戦によってポテンシャルを引き出していければ。
コアテスの才能が完全に覚醒した時、
現役選手で太刀打ち出来る選手はいないのだから。

■セバスティアン・コアテス
スピード      |★★★★★★☆☆☆☆ 6
持久力      |★★★★★★★☆☆☆ 7
フィジカル   |★★★★★★★★★★ 10
得点力     |★★★★★★★★☆☆ 8
突破力     |★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
守備力     |★★★★★★★★☆☆ 8
創造性    |★★★★★★★★★★ 10
メンタル    |★★★★★★☆☆☆☆ 6
※ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ     |★★★★★★★★☆☆ 8

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フェリペ・アンデルソン ~王国が誇る万能アタッカー~

第三十二回
フェリペ・アンデルソン・ペレイラ・ゴメス
1993/4/15 ブラジル
178cm 66kg
ラツィオSS所属
フェリペ・アンデルソン.png

第三十二回の紹介選手は王国ブラジルのフェリペ・アンデルソン
U-20の試合やサントスの活躍等を見て、
「密かにお気に入りだった」
という人もいるだろう。
ネイマールやガンソのブレイクが話題先行しているが、
ポテンシャルや完成度で言ったら決してアンデルソンも引けをとらない。
筆者は2013-14シーズン、
イタリアセリエAで最もブレイクする選手だと思っている。

母国ブラジルでは、
7歳のときに14°CPMINDに在籍し、
フェデラルFCに移籍し、13歳までプレーした。
SCRガミンハ、アストラルFC、コリチーバといったクラブを経て、
14歳でサントスFCの下部組織に入団した。
当時は「うまいブラジルの子」の一人だったが、
サントスに入団してレベルの高い環境に身を置くと、
みるみる大器の片鱗を見せ始めた。
持ち前の視野の広さ、抜群のボールコントロール。
左右両足から繰り出される思い切りの良いミドル、
そして圧倒的な駆け引きのうまさ。
全ての能力が、高い次元で安定し、
ただでさえレベルの高いブラジルで、
「違いを感じられる選手」と評された。
若手の有望株が名を連ねるU-17にも当然招集され、
ネイマールらと共に大車輪の活躍を見せる。
特に、個々の能力に任せてゴリ押しだった
それまでのスタイルを脱却し、
ブラジルに欠けていた「連動性のある攻撃」
これを披露していたのには、世界も驚いた。
その中核を担っていたのが、間違いなく彼やガンソだった。

クラブでは、ブラジルの強豪サントスでこれまでにリーグ戦61試合に出場。
7ゴールを挙げたほか、
サントスが優勝した2011年のコパ・リベルタドーレスにも出場している。
近年では替えの利かない中心人物としてチームを牽引していた。

全てがゴラッソ。両利きでこんなキャノン砲を持った選手は世界的に見ても数える程しかいない。 振り向きざま、浮いたボールであろうがお構いなしにゴールネットに突き刺すスナイパーだ。

そんな彼を欧州サッカーが黙っていなかった。
同じサントスからネイマール獲得に動くメガクラブをよそに、
各国のビッグクラブ達はなるべくライバルに悟られないように、
まさに虎視眈々といった移籍交渉を、
彼の代理人とサントスに対して行なっていた。
そしてアンデルソンの獲得に一歩リードしたのが、
ローマを拠点にする古豪ラツィオだ。
ラツィオは2013年1月、冬の市場で移籍合意直前まで話を進めたが、決裂。
その後も熱烈なラブコールを送り続け、
半年後の今月(7月)8日に、全面合意に至り移籍が実現した。
契約期間は、ラツィオの期待感を大きく感じられる5年。
そしてこの契約に伴い、ラツィオがサントス側に支払う移籍金は、
800万ユーロ(約10億円)と報じられている。
(実際には公表されていない)

昨季コッパ・イタリアで優勝したラツィオは、
今季のUEFAヨーロッパリーグにグループステージから出場する。
そしてグループ分けを決める組み合わせ抽選会は8月29日にモナコで実施される。

アンデルソンという選手について、
彼の特長はなんといっても多彩な攻撃のバリエーションだ。
非常に優れた攻撃能力に加え、彼自身のアジリティーも非凡で、
時に個の切れ味で敵陣深くまで切り込んで相手を翻弄させる。
常にサッカーと共に生きてきたブラジル人の、
足に吸い付くようなドリブルや、撃てば枠に飛ぶ強烈なミドル、
高い基本的運動能力に加え、
名門で培った相手との駆け引きといった能力も素晴らしい。
攻撃に関するセンスや能力値は高い次元でまとまっており
どんな場面でも常にハイパフォーマンスを期待出来る選手だ。

彼の弱点らしい弱点は見当たらないが、
守備に関しては際立って特筆に値するとは言いがたい。
勿論不得手というわけではなく、積極的な守備が必要とされる場面では、
惜しみなく走ってボールを追う場面も世代別ブラジル代表等ではよく見られる。
しかし彼が守備に動くと、攻撃に転じた時の抜群のポジショニングに、
ほんの少しズレが生じるのが勿体無い。
視野の広い彼は、なるべくフィールドの中央で、
しかも前を向いてプレーをさせて欲しいと思う。
彼に最高の仕事をさせるためには、
周りの選手による、守備でのサポートも不可欠なのだ。

さて、2013-14シーズンが開幕が待ち遠しい訳だが、
筆者は彼のブレイクはほぼ確信している。
サントス時代から能力の高さは既に実証済みだし、
彼のプレースタイルがイタリアで馴染まない訳がないと思っている。
あとはどれだけのインパクトを残せるか、結果も含めて。
本当にブラジルという国はサッカーファンを飽きさせる術を知らない国だ。

■フェリペ・アンデルソン
スピード      |★★★★★★★★☆☆ 8
持久力      |★★★★★★★★☆☆ 8
フィジカル   |★★★★★★★★☆☆ 8
得点力     |★★★★★★★★★☆ 9
突破力     |★★★★★★★★★★ 10
守備力     |★★★★★★★☆☆☆ 7
創造性    |★★★★★★★★★★ 10
メンタル    |★★★★★★★☆☆☆ 7
※ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ     |★★★★★★★★★★ 10

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メイソン・ベネット ~遮二無二ワンダーボーイ~

第三十一回
メイソン・ベネット
1996/7/15 イングランド
178cm 64kg
ダービー・カウンティFC所属
メイソン・ベネット.png

今回紹介するのはこの選手。
イングランドのダービー所属のメイソン・ベネット
同クラブの史上最年少出場記録(15歳と99日)を持つ、
17歳のプレイヤーだ。
イングランドの世代別代表では、
既に最も有名で、次世代を担う超逸材であることは疑いようが無い。

さてこのベネットという選手、若手ながら実に面白い。
ドリブル、パス、シュートどれも技術的には十分だが、
何よりその一つ一つのダイナミックさがずば抜けて高い。

↑大きなストライドとメリハリのあるプレー。若干ドタバタしているが、  そこも含めて彼の良さだ。

一つ一つの動作が大きく、ボールが回って来たらとにかく我武者羅、遮二無二。
常に全力プレーでアピールする姿は、ファンの目を否応無く惹きつける。
それは相手に対して、ボールに対してだけでなく、味方へのパスも例外ではない。
緩いパス等出さない、容赦のない強いパスだ。
ベネットの良い所は、
そういったパスもしっかりとしたコントロールされたコースに飛んでいる事だ。
受け手が一流になれば、ベネットの出す強いパスの方が、
リスクも少なく相手の脅威になりやすい。

しかし、現在所属するダービーでは、
なかなかそういった速く強いパスに対応出来る選手は多くない。
よって、彼が実際はいいプレーを繰り返していたとしても、
それが結果に繋がらない場合に「空回りしている」と思われる事もある。
勿論、そう思っていない「本物の目」を持った人達の意見は全く異なるものだが。
チェルシー、シティ、リバプールといったビッグクラブのスカウト達は、
彼が招来(自分達の)クラブで躍動する姿を思い描いている。
一つ一つのプレーに魂が宿り、ダイナミックさに溢れた彼のプレーは、
そういったビッグクラブでやるに実に相応しいだろう。

彼のウィークポイントは、経験と危うさだ。
危うさというのは、彼のプレーは見る者をハラハラさせるが、
同時に常に「ケガ」との背中合わせだ。
「死んでもマイボールにする」という強い意思のもと、
球際でもひるむことなく突っ込んでいくスタイルの為、
もし危険な接触をしてしまった場合、大きなダメージを負ってしまうだろう。
勿論、そういったリスクを負わないように
セーフティーなプレーを続けていこうものならば、
彼の魅力も半減してしまうが。
また守備力に関しても、ルーズボールへの寄せは素晴らしいものがあるが、
相手のドリブルへの対応や、
ポジショニングや対人マーキングについては改善の余地を残す。
ボールに目がいきがちで、
「気がついたら相手をフリーにさせていた」
という場面も少なくはない。

まだまだ荒削りな選手だが、こういった課題が明確で、
それを上回る「何かを起こしそうな雰囲気」という所に、
彼の魅力は凝縮されている。
これからのイングランド代表でも、
間違いなく主役を張りそうな素晴らしいタレントだ。
今後の活躍と飛躍を心から期待したい。

■メイソン・ベネット
スピード      |★★★★★★★★☆☆ 8
持久力      |★★★★★★☆☆☆☆ 6
フィジカル   |★★★★★★★☆☆☆ 7
得点力     |★★★★★★★☆☆☆ 7
突破力     |★★★★★★★☆☆☆ 7
守備力     |★★★★★★☆☆☆☆ 6
創造性    |★★★★★★★★★☆ 9
メンタル    |★★★★★☆☆☆☆☆ 5
※ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ     |★★★★★★★★★★ 10

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マティアス・ボスアーツ ~躍進ベルギーの秘密兵器~

第三十回
マティアス・ボスアーツ
1996/7/10 ベルギー
184cm 75kg 
マンチェスター・シティU-21所属
マティアス・ボスアーツ.png

第三十回紹介するのは筆者が口酸っぱく「近年素晴らしい」と褒めているベルギーから、
マティアス・ボスアーツの紹介。
次から次へとワールドクラスを輩出しているベルギー代表だが、
このボスアーツも次世代のスター候補生として申し分ない素質を備えた選手だ。


彼のキャリアは母国ベルギーのアンデルレヒトの下部組織からスタートする。
加入当初は際立った特長は無かったが、
他の選手よりも成長が早く、技術的な飲み込みも早かった為、
キャリアを積む毎に彼の才能は認知されるようになっていった。
特にセンターバックに必要な「冷静さ」と「足元のテクニック」は
同じポジションを務めるベルギー国内のプレイヤーを見渡しても、
匹敵する選手は皆無と言える程になっていた。

そして着実にステップアップしていった後、
アンデルレヒトのトップチーム昇格はまだ彼が高校生の時だった。
そこでも彼は初昇格とは思えない落ち着いた対応と素晴らしい守備を披露する。
ほぼ同時期に昇格したダビド・へネンの強烈なキャラと、
端正な顔立ちのボスアーツのコンビは名実ともに特筆に値し、
一大ムーブメントを巻き起こした。
特にボスアーツは10代にしてCBに必要なすべての要素を備えており、
ベルギー国内のサッカーファンをも彼を「神童」と言わしめた。

そして飛躍の年が訪れる。
兼ねてから守備力の強化と若い世代の育成を至上命題としていた、
マンチェスター・シティが彼に白羽の矢を立てる。
(一方のへネンはアーセナルが興味を示した)
シティに在籍する同国の偉大な先輩、
ヴァンサン・コンパニが「素晴らしい才能を持った凄い奴がいる」と、
母国の後輩ボスアーツを名指しで推挙した事で、彼の移籍は実現したという。
スカウト以上にピンポイントで素晴らしい才能をゲットしたシティだが、
加入直前のテストでは、改めてボスアーツの能力の高さを窺い知る事になる。
年上の年代の選手に混じってテストに臨んだボスアーツだが、
それはまさにシティが欲していた「NEXTコンパニ」そのものだった。
クラブの期待の表れとも言える10代の選手に対しての4年契約を結び、
違約金を億単位で設定するなど、彼の死守体制も万全を施した。

U-17ベルギー代表でのプレーも圧巻の一言に尽きる。
彼は同年代では敵なしだ。
状況判断がずば抜けている為、ピンチの芽は彼が農夫のように摘み取り、
前線のタレントに正確なフィードでパスを供給し続けた。
常にクリーンな守備で、サポーターだけでなくチームメイトに安心感をもたらした。
ただし、ウクライナとの親善試合でのパスミスからの失点等、
ところどころ気の抜けたプレーは若さ故の荒でご愛嬌だ。

間違いなく数年後には世界的に名前の売れる選手になるだろう。
ルックスもピカイチで、立ち振舞いもジェントルマン。
スター性抜群だ。
一体この黄金期はいつまで続くのか・・・ベルギー恐るべし。

■マティアス・ボスアーツ
スピード      |★★★★★★★☆☆☆ 7
持久力      |★★★★★★★★☆☆ 8
フィジカル   |★★★★★★★☆☆☆ 7
得点力     |★★★★☆☆☆☆☆☆ 4
突破力     |★★★★★☆☆☆☆☆ 5
守備力     |★★★★★★★★★☆ 9
創造性    |★★★★★★★★☆☆ 8
メンタル    |★★★★★★★★☆☆ 8
※ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ     |★★★★★★★★★☆ 9

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◆ひとこと.
いつもフトラバをご覧頂きありがとうございます。
6月は更新が殆ど出来ず、
このブログを楽しみにしてくださっていた方及びブックマークして下さっている方に
大変ご迷惑をおかけしました。
本業の方が忙しく暫くブログをおやすみさせて頂いておりました。
今後は不定期ではありますが、更新頻度を増やしていきますので、
また是非遊びに来て下さい。

PS.欧州リーグが終わり、夏のマーケットが始まりましたね。
今年も日本代表の選手を始め、色々と動きがあり要注目の夏になりそうです。
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ムスタファ・アミニ ~オーストラリア待望の俊英~

第二十九回
ムスタファ・アミニ
1993/4/20 オーストラリア
173cm 71kg

ムスタファ・アミニ.png

さて今回紹介するのはムスタファ・アミニ!
筆者は今日の日豪戦を現地で見れない為、
ウズウズしつつ紹介記事を書いている。
固定メンバーが多く、
高齢化から抜け出せないオーストラリア代表の中で、
最も期待されている若手の有望株だ。


アミニはオーストラリアのシドニーで、
アフガニスタン人の父とニカラグア人の母との間に生まれる。
2004年からブラックタウン・シティFCのユースチームでキャリアをスタートさせ、
2009年からオーストラリア国立スポーツ研究所に所属した。
2010年、セントラルコースト・マリナーズFCに2年契約で移籍した。
10月20日、ブリスベン・ロアーFC戦でプロデビューを果たした。
2011年2月9日、ゴールドコースト・ユナイテッドFC戦でプロ初ゴールを記録した。
2011年7月4日、ドイツのボルシア・ドルトムントと4年契約を結んだが、
2012年5月まではレンタル移籍という形でセントラルコースト・マリナーズFCに残った。

このアミニという選手、実に素晴らしいポテンシャルを持った選手だ。
最大の特長は敏捷性とイマジネーションだ。
とにかく普通の選手と違う、奇想天外なプレーを得意とする。
プレーのスピードが速いのは勿論、
緩急の付け方やフォーム等、ことごとく独特なのだ。
走るフォームも腕を大きく振ったりほとんど上げないで走ったり、
本人は意識してかせずしてか、
とにかく掴み所がないプレーを連発する。

前にディフェンダーがいても普通ならプレーを一度止める場面でも、
まるでゴールががら空きだと言わんばかりにシュートを撃ってくる姿勢は、
常識を覆すという観点からでも、
潔さすら覚えてしまう。
身長は低いがプレーのダイナミズムは彼のウリで、
その自慢のオレンジアフロの髪型とファニーな顔立ちと相まって、
若くしてピッチ上での存在感を特別なものを放っている。

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