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てすと
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2014-05-19

第三十七回
ジエゴ・ダ・シウヴァ・コスタ
1988/10/7 ブラジル(代表2試合・0得点)スペイン(代表2試合・0得点)
186cm 78kg
アトレティコ・マドリード所属

■ジエゴ・コスタ
スピード      |★★★★★★★★☆☆ 8
持久力      |★★★★★★★★☆☆ 8
フィジカル   |★★★★★★★★☆☆ 8
得点力     |★★★★★★★★★☆ 9
突破力     |★★★★★★★★★★ 10
守備力     |★★★★★★★☆☆☆ 7
創造性    |★★★★★★★★★★ 10
メンタル    |★★★★★★★☆☆☆ 7
※ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ     |★★★★★★★★★★ 10

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アドリア・ベルナベ ~可愛い顔したライジングスター~

第三十六回
アドリア・ベルナベ
2001/5/26 スペイン
FCバルセロナ下部インファンティルB所属

アドリア・ベルナベ.png

今年の8月、サッカー界の大人達が選手獲得に躍起になっている頃、
そしてシーズン開幕に向けて慌ただしさも見せる夏の終わり、
日本でU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジは行われた。
場所は味の素スタジアム、
その日会場に集った観客は子供達を中心に約4千名。
まだ暑さの残る中、若武者達がしのぎを削っていた。

今回紹介するのは、その中でも筆者が特に「凄いな」と感じた選手。
バルサ・カンテラのアドリア・ベルナベ選手。
金髪でエレガントな顔立ちに、あどけなさを大きくプラスした、
とても愛くるしい見た目の子で、お母様型の中でも人気はトップクラスだった。

このアドリア・ベルナベ選手、wowowの実況ではアドリの愛称で呼ばれ、
その注目度の高さも並の選手ではなかった。
下部組織の注目選手を探す趣味をお持ちの方は既に名前も知っているだろう。
「あれ?エスパニョールの子じゃなかったっけ?」と思った方も。
そう、筆者もエスパニョールの選手で記憶していたのだが、
今年になって、バルサが獲得していたのだった。
例によって熱烈なラブコールによって。
いやはや、バルサというクラブのしたたかさたるや脱帽である。

試合の方は、後に紹介するアンスー選手ら主力組の大活躍により、
日本の名だたるユースチームに大差をつけての圧勝でバルサが勝ち進んでいた。
大注目の久保君も、
渋滞によるバス到着の遅れもなんのその、
開始1分で見事なゴールを決めそのポテンシャルの高さを見せ付けた。
しかし、湿度と気温の高い日本の天候によって、
体調不良を訴える子供も少なくなかった。
選手交代は自由な為、大人達も選手に無理はさせずに元気な控え選手を投入させていた。

そこで投入されたのが20番をつけたアドリア・ベルナベ選手。


とにかく凄い。
筆者がメッシ君を初めて見た時の衝撃に似た感情、
それを再び彷彿とさせてくれるに十分なパフォーマンスだった。
小さな体ながら一切無駄なタッチはなく、
その一つ一つが実にイマジネーションに溢れていた。
普通の選手では考えつかないようなプレーを連発し、
「バルサのカンテラはここまで凄いのか」と会場中の人間が舌を巻いた。
敵に引きつけて味方へのノールックヒールパス、
狭い進路への華麗なステップドリブル、
芸術的なフライスルーパス・・・
どれをとっても超一流のプレーの数々だ。
しかもそれを瞬時に思いつき、いとも簡単に実現させてしまう技術の高さ。
まさに神童。

バルサカンテラからトップチームに上がる事の出来る選手は、現実的には殆どいない。
大半の有望選手は、
トップに上がれず活躍の場を求めて他チームに移籍してしまったり、
下部のまま機会を待ち続けていたりする。
あるいは、国に戻って活躍している選手もいる。
U-12の選手達も、その事は十分承知し、日々全力で戦っている。
プレーし続ける事で、結果を出して認めてもらう事で、
少しずつその夢への階段を登っているのだ。
久保君がバルサのカンテラに入った時筆者はその偉業が嬉しくて、
同じ日本人として誇りに思ったが、
今は彼ら若い有望選手達が想像を超える努力を続けている事に、
尊敬の念と誇らしさを持つようになった。
今回の大会も、彼らの人生を賭けた努力のほんの一部分を披露して貰っただけだ。
陰に隠れた日々の鍛錬の大切さを子供達から学んだ気がした。

■アドリア・ベルナベ
スピード      |★★★★★★☆☆☆☆ 6
持久力      |★★★★☆☆☆☆☆☆ 4
フィジカル   |★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 1
敏捷性    |★★★★★★☆☆☆☆ 6
得点力     |★★★★★☆☆☆☆☆ 5
突破力     |★★★★★★★☆☆☆ 7
守備力     |★★☆☆☆☆☆☆☆☆ 2
創造性    |★★★★★★★★★☆ 9
メンタル    |★★★☆☆☆☆☆☆☆
※ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10+
伸びしろ     |★★★★★★★★★★ 10+

更新が滞っていても上位でいられるのは皆様のおかげです。
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クリスティアン・アツ ~強くて速くてコワイ奴~

第三十五回
クリスティアン・アツ・タワサン
1992/1/10 ガーナ(代表キャップ18試合・4得点)
172cm 68kg
SBVフィテッセ・アーネム所属

クリスティアン・アツ.png

今回は、今日の日本代表戦にも出場したアツ選手を紹介。
今月1日にチェルシー移籍を果たした、
アフリカ大陸きっての俊英だ。
チェルシーは基本的に有望な選手にしか長期契約を結ばないが、
アツ選手はその実力を高く買われ5年契約を結んでいる。
1軍の選手層が厚すぎる為、
武者修行という形でフィテッセにレンタルされているが、
本来、中堅クラブでもレギュラーを張れる実力を間違いなく持つ選手だ。

さて、このアツという選手、意外にもキャリアのスタートは遅かった。
高い身体能力を買われて、
FCポルトのユースチームで2009年にキャリアスタート。
その後あっという間にトップチームまで昇り詰め、
2011年に出場機会を増やす為に、
同じポルトガルのリオ・アヴェFCにローン移籍された。
このリオ・アヴェFCは、1980年から2年間、
自身を「選手としては3流」と呼ぶ
ジョゼ・モウリーニョが在籍した数少ないチームである。
また多くのスカウト陣がお忍びで集まり、
ポルトガルの有力クラブが有望株をレンタルで育てる実績も多い為、
周りに悟られないように選手を試し、こっそりと品定めが出来るクラブ
として有名だったりする。
云わばサッカー界のタックスヘイブンだ。

そしてそこで1年間プレーし能力の高さを証明したアツは、
ポルトに戻り攻撃的な中盤やFWのポジションで出番を獲得。
まだ10代でありながら強豪ポルトでも屈指の駒となった。
そして目利きの良いチェルシーが、
将来の主力としてウチに
とアプローチしてきたのがこれまでの経緯だ。
勿論、他のビッグクラブも黙ってはいなかった。
リバプールやトッテナムなど、
獲得に名乗りを挙げたチームは錚々たる面々だった。
しかし、結果として競り勝ったのはチェルシーだ。

移籍金は非公式ながら推定350万ユーロ。
正直アツクラスの選手をこの値段で買えたのは驚愕に値する。
チェルシーは大きな買い物もするが、こういった所も実に買い物上手だ。
優秀なスカウト陣の努力の賜物といえよう。


アツという選手個人について、
とにかく優れているのは敏捷性思い切りの良さだ。
そして体のバネがとにかく凄い。
多少雑なプレーが先行しても、
彼のその反射神経と柔軟性であっという間に修正し、
スーパープレーにしてしまう。
身長は決して高くはないが、
高水準な全身の筋肉のお陰で、
ジャンプ力が非凡で、
自分より身長の高い選手にも
ヘディングで競り勝ったシーンも見受けられる。

また極上のボディバランスも彼の魅力の一つで、
ドリブルの際に一切重心がブレず、
切り返して相手を交わしてからのシュートまでの流れ、
これが実に美して強くて速い
角度のある切り返しで、
あるいは変幻自在のシザーズフェイントで、
対峙するDFは大きく体勢を崩しているのに、
アツはその時既にシュートを打っていた、
そんなレベルの表現が出来るほどスムーズな動作だ。
時折見せる全速力の弾丸ドルブルも、
彼ならでは迫力で実に魅力的だ。


重心が低いドリブルな為、
速い動きの中から繰り出されるシュートも破壊力抜群。
しっかりと踏み込まれたシュートは、
うねりを上げて相手ゴールに襲い掛かってくる。
相手チームからしたらこれほど気の抜けない選手もなかなかいないだろう。

守備能力も彼の場合は非凡だ。
特に相手がアツを視認出来ていない時は要注意だ。
彼は息を潜めたライオン、いや豹へと変貌し、
背後からボールを狩るハンターとなる。
常にボール奪ってからの攻撃のことを頭に思い描くアツは、
カウンターのスピードも抜群だ。
正面で対峙しても直接的なフィジカルコンタクトはなくても、
脚の早さにより一瞬で寄せてきてしまう。
常に彼の幻影に惑わされ、
見えないプレッシャーを与え続けられる選手なのだ。
そしてなんと言ってもルーズボールへの反応がとにかく速い。
相手よりも2テンポ速く反応し体が動き出す。
「ルーズボールへの反応世界選手権」がもしあったら、
彼が世界チャンピオンだ。

アツにとって不安な要素というのは、
経験の浅さと、あとは味方との連携だろう。
一つのクラブに長い間在籍した事がないため、
味方との連携を深める前に次のクラブに移籍してしまっているが所以だ。
逆を返せば、
コンビネーション練習が不足していてもこれだけのサッカーを展開出来る所に、
アツのセンスの良さを見出だせるのだが。
不安というより伸びしろと正すべきかも知れない。

元々パスセンスも決して低くないアツだけに、
しっかりと味方と練習して円熟したホットラインを形成出来れば、
昨季のダブルデンバのようなビッグセンセーションを、
プレミアでも巻き起こす事は間違いない。
今後の活躍には是非とも期待したい。

■クリスティアン・アツ
スピード      |★★★★★★★★★☆ 9
持久力      |★★★★★★★☆☆☆ 7
フィジカル   |★★★★★★★★★☆ 9
敏捷性    |★★★★★★★★★★ 10
得点力     |★★★★★★★★★☆ 9
突破力     |★★★★★★★★★★ 10
守備力     |★★★★★☆☆☆☆☆ 5
創造性    |★★★★★★★★★☆ 9
メンタル    |★★★★★★☆☆☆☆ 6
※ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ     |★★★★★★★★☆☆ 8

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デニス・スアレス ~スター性抜群、新世代バルサの王子~

第三十四回
デニス・スアレス・フェルナンデス
1994/1/6 スペイン
181cm 72kg
FCバルセロナB所属
・2012 マンチェスター・シティ ヤングプレーヤー賞受賞
デニス・スアレス.png

今年の夏市場も終わりを迎え、
それぞれのクラブが補強や放出に一喜一憂し、
熱い夏が終わった。
そして、世界一のクラブFCバルセロナにも吉報が入った。
紛れも無いそれは、デニス・スアレスの正式な加入だ。
容姿端麗でプレーの数々が映える映える。
カリスマ性抜群で、利口そうな顔立ちは観る者を魅了してやまない。
長年追い続けてきたバルサの期待のスター候補と呼んで間違いないだろう。
セルタの下部組織時代、
まるでバルサカンテラ出身者のようなハッキリとしたボール捌き技術、
ボールを止める姿勢の美しさ、ドリブルの切れ味、
息を飲むようなFKの精度と軌道・・・。
「彼こそうちの哲学に最も近い選手だ」
憶測だがバルサのスカウトはそう確信したに違いない。
バルサは熱烈に交渉を続けてきたが、
横槍を入れてきた形となったマンチェスター・シティに大接戦の末競り負けてしまう。
悔しかっただろう。
間違いなく母国のスターに成り得る選手を海を越えた国の、
しかもマンチェスターシティに奪われるという事実は。

大人の事情に振り回されるスアレス少年だが、
当の本人は実に「大人」だった。
環境の変化に動じることなく、
英国に渡ると決まる前から、英語の勉強も始め、
勿論体づくりもしっかりと積んでいたという。
異国の地に渡ってからも、彼は必死にプレーを続けた。
事実、シティBの攻撃の中枢となり、シティBは世界屈指の強力リザーブチームと呼ばれた。
トップチームにも(対LAギャラクシーとの親善試合やカップ戦などに)何度か出場し、
彼の認知度は飛躍的に上がった。
そしてファン投票によって、彼は2012年の同クラブのヤングプレイヤー賞を受賞した。

↑ヤングプレイヤー賞受賞時。スペインのインタビューに対して。

スアレスは各年代のスペイン代表にも名を連ね、
U-19までの代表では毎年必ず得点を決めそのポテンシャルの高さを改めて示していった。

このままシティの選手としてクラックになってしまうのか・・・。

しかし、バルサは諦めなかった。
2年越しに交渉が実り、シティから1200万ユーロで獲得に成功した。
シティでは選手が充実していることを理由に、
スアレスに対してトップチームに上げるという明確なビジョンを示さなかった。
しかし、バルサは加入と同時に、
「いずれはトップチーム昇格させる」と公言した。
シティも決してスアレスの能力を評価していない訳ではなかった。

熱意と展望の明確さ、これが実現に大きく関与したのだった。
バルサの期待の大きさを物語る2017年までの4年契約。
そして19歳の選手にこの移籍金。

世界一とも言われるバルサスカウト陣が長年追い続けて来た選手とは・・
果たして一体どんな選手なのか。

スアレスはカセレス州で生まれ育ち、
セルタの下部組織でキャリアをスタートさせ、
当時からずば抜けた才能を遺憾なく発揮していた。

何と言っても突出すべきは世界有数のボールタッチの技術の素晴らしさだ。
まるでずっとバルサに所属していて、
メッシやシャビの技術を間近で観察していたかのような、
細やかで正確なボールタッチの数々。
そしてシュートの多様性。
距離によって蹴り方を変え、
FKの時のドライブシュートの軌道は息を飲む程美しい。
また、ドリブルの切れ味も一級品で、
コース選択の良さが際立って良い。
似た選手にシルバがいるが、右利きのシルバといった印象を受ける。
目の前の選手を抜いた後の判断も実にクレバーだ。
たとえ1対1の場面でも、抜いた先に十分なスペースがないと読むと、
そこから味方を使い最善の1手を仕掛ける戦術眼も若くして備えている。
類稀なテクニックが、自身のプレーの幅を無限に広げ、
結果、バルセロナという可能性の宝庫を更に広く分厚いものへと変貌させる。


バルサの中盤では、今までそれをシャビとイニエスタ、
そしてときにセスクが担ってきた。
しかしどんな天才的に世界的名手でもいずれ選手として引退の時が来る。
悲しいが、切ないが、仕方がない。
いかに有能な後継者にその魂を引き継げるか、
偉大な選手の最後の仕事はそこに凝縮する。
スアレスはその襷を受け取るに相応しい才能を持った選手だろう。
特にバルサが入れ込んだ理由も、ただ素晴らしい才能だからというだけではない。
バルサの哲学に合い、それを実現するに値する選手だと確信したからだ。
ただでさえ、バルサの中盤の選手というのは求められる水準は高い。
そしてカンテラに求められるそれも同様に高い。
それでも尚、自分達のクラブ以外から若手を買い育てる理由。
その答えはスアレス自身がトップチームに昇格する時に証明してくれるだろう。

個人的な予想では、
スアレスはシャビの後継者の位置づけでバルサに加入したと読む。
暫くはバルセロナBを主戦場とするが、
能力的にはトップチームでやってもまず問題ないとまで思っている。
シャビの存在にどこまでのものを学び、
そこにデニス・スアレス色を付け加えて、
バルサの歴史に名を刻める存在と成り得るか、非常に楽しみである。

デニス・スアレスという選手は、大成する。
これは多くのスペイン人特にバルセロニスタにとっては希望であり、
実現したら喜ばしい事なのかもしれない。

しかし、それは同時に、
シャビ・エルナンデスという偉大な選手が、
仕事を終え引退するという悲しい事実でもあるのだ。

■デニス・スアレス
スピード      |★★★★★★★★☆☆ 8
持久力      |★★★★★★★☆☆☆ 7
フィジカル   |★★★★★★★☆☆☆ 7
得点力     |★★★★★★★★★☆ 9
突破力     |★★★★★★★★★☆ 9
守備力     |★★★★★★☆☆☆☆ 6
創造性    |★★★★★★★★★★ 10
メンタル    |★★★★★★★★☆☆ 8
※ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ     |★★★★★★★★★★ 10

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