ユリアン・ドラクスラー ~生え抜きの大スター~
第十四回
ユリアン・ドラクスラー
1993/9/20 ドイツ(代表キャップ2試合・0得点)
185cm 74kg
シャルケ04所属
第十四回はユリアン・ドラクスラーを紹介しよう。
2000年にグラッドベックにあるSVレントフォートでサッカーを始め、
SSVブアー07/28を経て、
8歳からシャルケ04のユースチームに入団。
19歳という若さでありながら、
クラブレベルでは既に中堅の位置に差し掛かろうかという、
まさに「シャルケの秘蔵っ子」だ。
人物としても愛嬌があり、カリスマ性も抜群。
シャルケサポーターの人気も絶大だ。
↑動画は居残り練習の様子。
また、コミュニケーション能力も非常に高く、
日本代表の内田篤人ともとても仲が良い。
内田とは相部屋の存在で、練習にも一緒に顔を出す。
内田がインタビューを受けていると、
「ウシ、ウシ!」(内田の愛称)とちょっかいを出してじゃれてきたりする。
内田が異国ドイツですんなり馴染めたのも、
ドラクスラーの存在があったからこそなのだ。
そんな彼は、ドイツが長年積み重ねてきたノウハウと、
国民への還元の一貫として力を入れてきた、
(クラブが運営する)スポーツクラブが生んだ天才である。
順調にステップアップしていったドラクスラーは2011年1月15日、
ハンブルガーSV戦でブンデスリーガデビューを果たした。
17歳と117日でのデビューはシャルケ史上最年少であり、
リーグ全体ではヌリ・シャヒンに次ぐ早さだ。
彼の特長は、発想力に富んだそのイマジネーションだ。
攻撃の引き出しの多さはまるでドラえもんだ。
そしてそれを可能にするボールコントロールテクニックは勿論、
良質なプレーを繰り返すスタミナも申し分ない。
彼が相手チームの脅威となるのが※ファイナルサードだ。
予想出来ないステップで縦横に切り込んだかと思うと、
背中に目がついているかのようにフリーの味方にキラーパスを出したり、
パスを警戒して少しでもコースを開けてしまうと、
長い手足を活かした、撓るような容赦ないミドルを放ってくる。
そしてボディコンタクトにも強く、簡単には崩れてくれない。
相手チームにとってこれ程相手しずらい選手もいないだろう。
※ファイナルサードとは、ゴールから30m離れた付近。
攻撃において最も重要な場面で、
試合中のハイライト動画もほとんどがこの場面が使われる。
守備側にとっては、オフサイドをかける最後の砦。
別名「アタッキングサード」とも呼ばれる。
彼はもともと才能豊富であったが、
最もブレイクしたのがつい昨年である。
それまで名門シャルケの中盤の要だった
ルイス・ホルトビーがスパーズへ移籍。
それにともなってサイドでの出番が多かったドラクスラーが、
4-2-3-1のトップ下にコンバートされ覚醒した。
フンテラールの得点王も、ファルファン、アフェライの破壊力も、
ドラクスラーがいたからこその面も否めない程の輝きを見せる。
彼への興味を示すクラブはもはや片手では数えられないが、
特に最近名指しで接触を試みてくるのが、
同じブンデスのボルシア・ドルトムントとバイエルン・ミュンヘン、
そしてスペインの名門レアル・マドリードだ。
公になってはいないが、どちらも破格の条件で交渉を仕掛けてきているという。
一方のドラクスラーは、
レアルでプレーするのは夢のようだとリップ・サービスはしたものの、
「移籍はない」とし、忠誠心を見せている。
クラブ側も、個人の意思を尊重するとしながらも、
「放出はありえない」と譲る気は毛頭ない模様だ。
19歳の選手としてはありえない移籍金である、
「バルサやレアルが1億ユーロ(約130億円)積むのなら考えよう」
と冗談混じりに挑発するほどだ。
そしてクラブは、つい昨日(5/11)、
ドラクスラーとの契約は2018年まで、
2016年までだったのを更に2年延長したと発表した。
シャルケにとってあるいはドイツ代表にとって、
本当に大事過ぎる存在のドラクスラーだが、
今後、移籍の話題などのピッチ外の雑音に惑わされる事なく成長して貰いたい。
そして、これからも胸躍るプレーを見せ続けて欲しい。
■ユリアン・ドラクスラー
スピード |★★★★★★★☆☆☆ 7
持久力 |★★★★★★★★★☆ 9
フィジカル |★★★★★★★★☆☆ 8
得点力 |★★★★★★★★☆☆ 8
突破力 |★★★★★★★★☆☆ 8
守備力 |★★★★★★★☆☆☆ 7
創造性 |★★★★★★★★★☆ 9
メンタル |★★★★★★★☆☆☆ 7
※ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ |★★★★★★★★☆☆ 8
おかげ様でフトラバがランキングで躍進中!
今後共ぽちっとお願いします♪
↓↓↓
海外サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村
ユリアン・ドラクスラー
1993/9/20 ドイツ(代表キャップ2試合・0得点)
185cm 74kg
シャルケ04所属
第十四回はユリアン・ドラクスラーを紹介しよう。
2000年にグラッドベックにあるSVレントフォートでサッカーを始め、
SSVブアー07/28を経て、
8歳からシャルケ04のユースチームに入団。
19歳という若さでありながら、
クラブレベルでは既に中堅の位置に差し掛かろうかという、
まさに「シャルケの秘蔵っ子」だ。
人物としても愛嬌があり、カリスマ性も抜群。
シャルケサポーターの人気も絶大だ。
↑動画は居残り練習の様子。
また、コミュニケーション能力も非常に高く、
日本代表の内田篤人ともとても仲が良い。
内田とは相部屋の存在で、練習にも一緒に顔を出す。
内田がインタビューを受けていると、
「ウシ、ウシ!」(内田の愛称)とちょっかいを出してじゃれてきたりする。
内田が異国ドイツですんなり馴染めたのも、
ドラクスラーの存在があったからこそなのだ。
そんな彼は、ドイツが長年積み重ねてきたノウハウと、
国民への還元の一貫として力を入れてきた、
(クラブが運営する)スポーツクラブが生んだ天才である。
順調にステップアップしていったドラクスラーは2011年1月15日、
ハンブルガーSV戦でブンデスリーガデビューを果たした。
17歳と117日でのデビューはシャルケ史上最年少であり、
リーグ全体ではヌリ・シャヒンに次ぐ早さだ。
彼の特長は、発想力に富んだそのイマジネーションだ。
攻撃の引き出しの多さはまるでドラえもんだ。
そしてそれを可能にするボールコントロールテクニックは勿論、
良質なプレーを繰り返すスタミナも申し分ない。
彼が相手チームの脅威となるのが※ファイナルサードだ。
予想出来ないステップで縦横に切り込んだかと思うと、
背中に目がついているかのようにフリーの味方にキラーパスを出したり、
パスを警戒して少しでもコースを開けてしまうと、
長い手足を活かした、撓るような容赦ないミドルを放ってくる。
そしてボディコンタクトにも強く、簡単には崩れてくれない。
相手チームにとってこれ程相手しずらい選手もいないだろう。
※ファイナルサードとは、ゴールから30m離れた付近。
攻撃において最も重要な場面で、
試合中のハイライト動画もほとんどがこの場面が使われる。
守備側にとっては、オフサイドをかける最後の砦。
別名「アタッキングサード」とも呼ばれる。
彼はもともと才能豊富であったが、
最もブレイクしたのがつい昨年である。
それまで名門シャルケの中盤の要だった
ルイス・ホルトビーがスパーズへ移籍。
それにともなってサイドでの出番が多かったドラクスラーが、
4-2-3-1のトップ下にコンバートされ覚醒した。
フンテラールの得点王も、ファルファン、アフェライの破壊力も、
ドラクスラーがいたからこその面も否めない程の輝きを見せる。
彼への興味を示すクラブはもはや片手では数えられないが、
特に最近名指しで接触を試みてくるのが、
同じブンデスのボルシア・ドルトムントとバイエルン・ミュンヘン、
そしてスペインの名門レアル・マドリードだ。
公になってはいないが、どちらも破格の条件で交渉を仕掛けてきているという。
一方のドラクスラーは、
レアルでプレーするのは夢のようだとリップ・サービスはしたものの、
「移籍はない」とし、忠誠心を見せている。
クラブ側も、個人の意思を尊重するとしながらも、
「放出はありえない」と譲る気は毛頭ない模様だ。
19歳の選手としてはありえない移籍金である、
「バルサやレアルが1億ユーロ(約130億円)積むのなら考えよう」
と冗談混じりに挑発するほどだ。
そしてクラブは、つい昨日(5/11)、
ドラクスラーとの契約は2018年まで、
2016年までだったのを更に2年延長したと発表した。
シャルケにとってあるいはドイツ代表にとって、
本当に大事過ぎる存在のドラクスラーだが、
今後、移籍の話題などのピッチ外の雑音に惑わされる事なく成長して貰いたい。
そして、これからも胸躍るプレーを見せ続けて欲しい。
■ユリアン・ドラクスラー
スピード |★★★★★★★☆☆☆ 7
持久力 |★★★★★★★★★☆ 9
フィジカル |★★★★★★★★☆☆ 8
得点力 |★★★★★★★★☆☆ 8
突破力 |★★★★★★★★☆☆ 8
守備力 |★★★★★★★☆☆☆ 7
創造性 |★★★★★★★★★☆ 9
メンタル |★★★★★★★☆☆☆ 7
※ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ |★★★★★★★★☆☆ 8
おかげ様でフトラバがランキングで躍進中!
今後共ぽちっとお願いします♪
↓↓↓
海外サッカー ブログランキングへ
にほんブログ村
コメント 0