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ラファエル・ヴァラン ~銀河系軍団で覚醒した大器~

第十一回
ラファエル・ヴァラン(ヴァラーヌ)
1993/4/25 フランス(代表キャップ2試合・0得点)・マルティニーク
191cm 78kg
Rマドリード所属

ラファエル・ヴァラン.png
今回は皆さんご存知のラファエル・ヴァランを紹介。
スター集団のRマドリードでCBのスタメンを張る、脅威の20歳である。

両親はカリブ海の小国マルティニークから移民としてフランスに渡ってきた。
ヴァランはフランスのリールで生まれ、7歳の時にその地でサッカーを始める。
頭角はすぐに現し、
リールのライバルであるRCランスの下部組織時代では、
その能力の高さから、
常に飛び級で年上の選手達に混じってプレーしていた。

2008-09シーズンはトルガン・アザールやジョフレイ・コンドグビアとともにU-16チームでプレーし、
この世代の全国リーグ(Championnat National des 16 ans)で優勝した。
2009-10シーズンはU-19チームに昇格し、
ここでも2歳年上の選手たちに交じってプレーした。
2010-11シーズン開幕前にRCランスとプロ契約を結ぶと、
続いてフランスアマチュア選手権(4部)に属するリザーブチームに昇格し、
JAドランシ(JA Drancy)とのシーズン開幕戦(2-0)でリザーブチームデビューした。
その後は9試合連続で先発出場し、その間は1敗しかしていない。

さて、ここから選手の能力に目を向けよう。
CBとしての能力は全てにおいてワールドクラスなのだが、
特筆すべきはそのフィジカルである。
ユース時代から年上と互角以上に渡り合えた理由はその体躯の強さに他ならない。
特に下半身の強さは最早世界最高峰であり、
1:1で当たり負けすることはほぼ無い。
勿論ゴール前での混戦で
相手より先にボールに触り弾き返すプレーにも滅法強く、指揮官の信頼も厚い。
いち早くこの才能に惚れ込み、指揮官に獲得を直談判したのが、
同国の英雄ジネディーヌ・ジダンだと言うのだからその期待度の高さを伺わせる。

ヴァランのもう一つのストロングポイントは、
その成長スピードにもある。
移籍当初は、それほど出場機会が多いわけではなく、
基本的には「ペペやマルセロのバックアッパー」といった立ち位置だった。
しかし、レアルのDF陣の度重なる故障により、徐々に試合に出るようになると、
そこから実戦を積み重ねるに連れ、
驚異的なスピードで成長していき、瞬く間にトップリーグのレベルに順応してしまった。
ヴァランの成長のお陰で、手薄になった右SBにSラモスは戻る事も出来、
最終的にはペペのCBの定位置さえ奪う程の活躍をしてみせた。


ペペに無くヴァランにあるもの、それはクリーンな守備だ。
ペペはファウルを厭わない激しいプレーに安易に訴えて、
相手にチャンスを与えてしまっていたが、
ヴァランのプレーは、
実にクリーンでクレバーなものだったのもクラブ側にとっては好印象だった。
ファウルをせずに止めるには、
「優れたポジショニング」と「徹底したマーキング」が必要なのだが、
ヴァランは常に次のボールの出処を予測し、
しっかり考えながらプレーしているのがよく分かる。

しかし、経験不足が招いた状況判断の誤りも実はある。
チャンピオンズ・リーグのガラタサライ戦(準々決勝第2レグ)で、
それぞれウェズレイ・スナイデルとディディエ・ドログバに出し抜かれ失点を招いた場面などだ。
スナイデルとの1:1では、
半身に構えて対応スべきところをボールに正対してしまい、
ファーストタッチで股抜きをされて交わされた。


ドログバにヒールで決められたシーンも、寄せてはいたものの十分でなく、
もう少し体を強くぶつけていたならば失点は防げていたはずだ。
こういった大舞台での細かな指摘はあるものの、
ポジティブに考えればこういった経験も全てヴァランの成長の糧になっている。
「真のワールドクラスの選手は、こういったプレーもしてくるのだ」
この意識が彼の中に植え付けられただけでも、
守備の応対の引き出しが確実に増えていき、更に彼を理想的なCBに近づけるのだ。

また、今の所は目立った攻撃参加は見られていないのも彼の課題だ。
基本的にビルドアップせずとも、前線のタレント達は、
少人数でも個々の能力や連携で点を取ってしまう。
しかし、先日のチャンピオンズ・リーグのドルトムント戦のように、
チームが逆境に立たされ、何としても点が欲しい場面では、
例えポジションがCBであっても、
ビルドアップに参加して「攻撃に厚みを持たせるプレー」も必要になってくる。
彼の場合はいい意味で若手選手っぽくはないのだが、
時と場合によってはリスクを省みずに上がる「大胆さ」も身に付けるべきだろう。

こういったあと少しの改善点を全てクリア出来た場合、
チアゴ・シウバやジェラール・ピケ、そしてセルヒオ・ラモスといった
世界のトップ3を越える最高のCBに、彼はなっているだろう。
今後の成長が楽しみでしょうがない1人である。

■ラファエル・ヴァラン
スピード    |★★★★★★★★☆☆ 8
持久力     |★★★★★★★★★☆ 9
フィジカル   |★★★★★★★★★★ 10
得点力     |★★★☆☆☆☆☆☆☆ 3
突破力     |★★★★☆☆☆☆☆☆ 4
守備力     |★★★★★★★★★☆ 9
メンタル     |★★★★★★★★★☆ 9
ポテンシャル |★★★★★★★★★★ 10
伸びしろ    |★★★★★★★★★★ 10

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